ここでは、当社で制作させていただいたパッケージやディスプレイの実績の一部をご紹介します。
事前に営業マンが直接お伺いし、お客様がどんな箱をお望みなのか、商品のコンセプトや化粧箱の形状のご希望などについてヒアリング・打ち合わせをいたします。
お客様のニーズに合致したパッケージの形状を企画検討し、寸法、紙質、加工方法等をご提案いたします。
企画内容、製造ロットに基づいて、お見積もりいたします。
実際に使用する紙で弊社設備のCAD/CAMシステムにてホワイトダミーを製作します。強度や、印刷、各種加工方法におけるメリット・デメリットをシミュレーションし、より質の高い製品化をめざします。
作成したサンプルやお見積もりをお持ちして、化粧箱の箱型と金額、必要な日数、留意点などについてご説明いたします。
サンプルとお見積もりをご検討の上、発注の是非をご検討ください。発注後はまずお客様より注文書を頂きます。また、この段階より具体的な納期及び製作のスケジュールについて打ち合せいたします。
ホワイトダミーをベースとした展開図データを弊社設備のマッキントッシュにて作成します。化粧箱のグラフィックデザインをお客様側(のデザイナー)で行われる場合、当社よりお渡しするデータに、デザインを組み込んでいただきます。また弊社では経験豊かなグラフィックデザイナーと提携していますので、印刷デザインを別途で承ることもできます。
デザインデータ作成の後は、印刷用の出力データに変換する作業を行います。
化粧箱のグラフィックデザインをお客様側(のデザイナー)で行われる場合、当社よりお渡しするデータに、デザインを組み込んでいただきます。
【版下デザインデータ作成時のお願い】対応アプリケーションソフト・フォントは下記の通りです。
編集ソフト | フォント |
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■メールでデータを送る場合、下記アドレスにファイルを圧縮してお送りください。
メールアドレス | dtp@totoshiki.co.jp |
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印刷用の出力データ処理に基づき、製版フィルムを出力いたします。次にフィルムから刷版(色校正用のPS版)を行い、実際に使用する紙に刷り込みます。これを本紙校正といいます。本紙校正で色のチェック及び版ズレ、文字つぶれ等も確認でき、本機で刷る前のチェックを全て行います。これでOKが出ましたら、本機への製造に入ります。
色校正(本紙校正)では、色のチェック及び版ズレ、文字つぶれなど、主に印刷上の問題の有無を確認しますが、印刷前の最終確認になりますので、その他のチェックも全て行います。これでOKが出ましたら、本機での製造に入ります。
化粧箱の印刷は、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等に大別されます。主流はオフセット印刷で、化粧箱に要求される品質、小ロット生産、後工程に優れ、さらに多色刷に適しており最も多く使用されています。
弊社では印刷工程におけるカラーマネジメントを重視し、承認いただいた色校正とのマッチングを充分検討しており、より高品質なカラー印刷を行っています。
また化粧箱の高級化につながる金、銀、パール色の紙を用いる場合は、紫外線硬化形インキを使用したUV印刷を行うことで、より美しい仕上がりを得ることができます。
印刷の種類についてはこちら
貼加工・組立箱など、お客様側で製函する以外の化粧箱は、印刷刷本を用紙打抜機により、化粧箱の展開図通りに打ち抜き、グルアーという機械により貼り加工します。工程としては抜き物を検査後、折り罫を折って糊貼りし、最後に圧着コンベアにて圧着します。
加工の種類についてはこちら
グルアーのコンベアより圧着された製品をオペレーターが検査しながらダンボール箱などに入れます。検査では、圧着不良や折り不良などの不良品を検出し、良い製品をスピーディーに仕上げていきます。
当社トラック配送及び混載便にて、お客様の指定された場所まで配送いたします。