東都紙器では、食品が直接触れる一次容器を製作することはできませんが、食品トレイをセットするタイプのパッケージについては豊富な実績があります。
その中から、最近製作した「甲州ワインハンバーグ弁当」をご紹介します。

冷めてもおいしい「甲州ワインハンバーグ弁当」
このお弁当は、大正時代から続く老舗、株式会社丸政様が発売している駅弁です。
山梨県の小淵沢で地域に密着して事業を展開しており、人気駅弁を多数販売しています。
今回、新商品を販売するということで、依頼をいただきました。
甲州ワインハンバーグ弁当は、ひき肉に一工夫することで冷めてもおいしいハンバーグを追求しています。
山梨県産赤ワインを使用したデミグラスソースと、赤ワインと一緒に炊き込んだご飯が特徴です。
出典:JR東日本 駅弁秋の陣2023
既成箱からオリジナルパッケージへ
お弁当商品は既成の紙箱を使用されることが多いのですが、今回はオリジナルのパッケージの製作をご依頼いただきまして、既成箱よりリーズナブルで紙箱の機能性もアップすると評価していただきました。
パッケージはレトロな洋食屋をイメージしています。お弁当の内容はボリューミーで男性にも人気があるそうですが、女性にも魅力を感じていただけるようなデザインです。
紙材には310gのコートボール紙を使っています。
コートボールの中では薄い紙ですが、薄くてもワンタッチで簡単に組み立てられる構造にしました。
今回はお料理を入れたトレイを紙箱にセットしてその上にフィルムをのせていますが、ふたの裏にフィルムを貼り付けることも可能です。
この甲州ワインハンバーグ弁当、なんと「JR東日本駅弁味の陣2023」でエリア賞を受賞しました!
商品もヒットして、東都紙器にも追加の紙箱製造の依頼をいただき、嬉しさも2倍です。
オリジナルパッケージでコストを抑えて、機能性アップ!
お弁当の場合、既成箱を使用しているケースが多いと思います。
オリジナルのパッケージではトレイの形に合わせて箱を作ることができるため、より安定性や組み立てやすさを追求できます。
また、今回のケースのように既成箱よりもコストを抑えられる場合もあります。
駅弁のパッケージを検討されている方は、オリジナルのパッケージ製作も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
東都紙器では、紙箱専門メーカーとして、駅弁の魅力を2倍3倍にするパッケージになるように、これまでのノウハウを提供していきます。お気軽にご相談ください!