箱は商品の顔。箱次第で売上を左右することもあります。
店頭に並べた時に、お客様の目を引き、思わず手に取ってしまうような魅力的な箱とは…
東都紙器は、化粧箱のリーディングカンパニーとして高級化粧品、贈答用お菓子を入れる化粧箱を数多く手がけてきました。最近では視覚にプラスして触感に訴えることで、圧倒的な存在感を放つパッケージが増えています。今回は、そんな最新の表面加工技術にはどのようなものがあるのかをご紹介します。
ラミネート加工
紙にフィルムを張ってコーティングすることにより積層させる加工方法です。
例えば、マットな質感でゴムのように指が吸い付くような触感を出すこともできます。
左側が加工前で右側が加工後です。きめの細かいマットな質感になっているのがお分かりいただけると思います。
ラミネート加工はフィルムのバリエーションも多く、いろいろな質感が出せるのが魅力です。下記のように和紙のようなフィルムを張ることもできます。海外市場を狙って「クールジャパン」を訴求する場合にもぴったりです。
弾きニス
疑似エンボスとも呼ばれます。OPニスと光沢UVニスという性質が異なるニスを使用してオフセット印刷をすることにより、エンボス調の凹凸を出すことができます。
ざらざらとした触感と、光が複雑に反射するラグジュアリー感を出すことができます。
DIGI・POCO(デジ・ポコ)印刷
オンデマンド透明厚盛ニス印刷・厚盛箔印刷とも呼ばれます。樹脂を使って箔を繊細に重ねていく加工です。箔押しの場合は、紙に押し込んで箔をつけるため、どうしても紙がつぶれてしまいます。その点、DIGI・POCOでは重ねる加工のため、繊細な線まで表現することができます。おもわず指で触れたくなるような立体感のある仕上がりが特徴です。
こちらは白山印刷株式会社様のカレンダーですが、一面DIGI・POCO印刷になっています。繊細な加工で豪華絢爛ですね!もはや金属の質感さえ感じます。
そのほかにも、半分メタル紙、半分普通の紙というようなこともできます。
多くの商品の中から自然に選んでしまうような、インパクトのある化粧箱をご要望の方、ぜひご相談ください。