東都紙器ジャーナル

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気品ある美しい仕上がりが実現するメタル紙の化粧箱とは?

メタル紙で、鏡面仕上げの化粧箱・紙箱・パッケージ
商品のブランドイメージを高めるために化粧箱は重要な役割を持っています。

パッケージは、それ次第で商品のイメージが大きく変わることから、商品の価値を左右するといっても過言ではないかもしれません。化粧品や健康食品などの高額商品は、その商品イメージを構築するために、いかに化粧箱で高級感を出していくかを、どのメーカー様も知恵を絞っています。

数ある高級化粧箱の中でもメタル紙で作るものはその最高峰といえるでしょう。

今回はメタル紙の化粧箱についてご紹介したいと思います。

メタル紙の化粧箱とは?

メタル紙とは、6.5ミクロンほどの薄いアルミ箔を吸着させた紙のことです。

鏡面仕上げのような表面のほか、マットなものや光で反射する模様柄やヘアラインが入ったものなど、まさにメタルのような手触りや質感を表現できます。

メタル紙の化粧箱・パッケージで上質な光沢を出す

上がメタル紙に印刷しただけもの、下がさらに表面にフィルムを貼ったもの

価格は通常の化粧箱と比較すると4~5倍ほどになります。高額になってしまう理由は、

・紙自体が高価
・特殊な印刷方法が必要
・発色が難しく色校正に時間がかかる
・キズがつきやすいためフィルムの表面加工等が必要

などということがあげられます。

手間をかけて表現する高級感

メタル紙の化粧箱は、上質な光沢を出すためにさまざまな工夫をしています。

メタル紙を使用する場合、UVオフセット印刷*1という特殊な方式で印刷しなければなりません。通常のオフセット印刷では油性インクを使うため、紙がインクをはじいてしまうのです。

こうした特殊紙では発色の難しさもつきまといます。メタル紙の上に色を重ねると、思ったような発色がでないことがあり、色校正を繰り返すことも珍しくありません。

*1速乾性のあるインキを使用し、紫外線をあててインキを強制的に硬化させる印刷手法

また、メタル紙はキズがつきやすい性質のため、PETやPPといった透明フィルムなどを使った表面加工を必要とします。

さらに、光沢のある仕上がりの分、指紋がついて汚れやすい性質も持っています。

東都紙器が取り組むメタル紙の化粧箱

東都紙器では、メタル紙での色校正の経験を蓄積することで、お客様のイメージする色味に近づけます。

また、デリケートな材質のため、抜き加工や貼り加工、検査の時にはすべて手袋をつけて行い、キズがつかないように細心の注意を払うよう徹底しています。

このように印刷から加工、検査に至るまで東都紙器のノウハウと技術を余すところなく注ぎ込むことで、上質なメタルの化粧箱が出来上がります。

価格が高いからとあきらめてしまうお客様もいらっしゃいますが、メタル紙以外でも高級感を出す方法はいくつかあります。東都紙器ではお客様のご予算と商品のイメージから最適な化粧箱をご提案します。

高級感のある化粧箱は割高だとあきらめてしまう前にぜひ一度ご相談ください。

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