東都紙器ではさらなる品質の向上を目指し、さまざまな業種の企業を訪問して仕事の現場を見学させていただいています。
その一環として、6月25日(土)に阿部紙業様の工場を訪問させていただきました!
その時の様子をご紹介したいと思います。
阿部紙業様は1976年創業の老舗企業で埼玉県八潮市に本社と工場があります。
今回弊社からは現場の担当者含め9名の大集団!阿部紙業様の取り組みを吸収しようと、みんな意欲満々です。
今回の大きな目的は、阿部紙業様で導入している先進的な貼り加工の機械。
東都紙器でも近く導入を検討しているので、「どのような効果があるのか?」「どのように使いこなしておられるのか?」を見学させていただき、導入時の参考にしたいと考えたからです。
最新機器の検品精度に圧倒!
工場を見学して驚いたことに、抜き加工から貼り加工まで人手による検品はほとんど行っていません。不良探知機のCCDカメラで不良品を高い精度で判別できるので、人手の検品が必要ないとのことでした。
<最新型貼加工機>
東都紙器でも品質向上に向けて改善を重ねていますが、この機械を導入すればさらに品質が磨かれると感じました。
教育の大切さを再認識
もう一つ驚いたことは、機械の操作している方の中には外国人や女性がいたということです。
一口に操作といっても、複数の工程を扱うために精度の高い仕上げにするには実は相当の熟練が必要なのです。
阿部紙業様では教育に力を入れており、社員一人ひとりをきめ細かくフォローアップすることで、人材を育てているのだそうです。
東都紙器でも多くの熟練した職人を抱えていますが、今後は教育を強化して技術の継承を行っていきたいと強く思いました。
こうして半日かけた見学は終了。参加者からは「当たり前に思っていた抜型の保管にも細かく配慮がされていて、意識の高さを感じた」「衛生面の管理が徹底していた」など、各々で今後の仕事に役立つヒントをつかんだようです。
東都紙器にとって今後のさらなる改善に向けて、意義深い訪問となりました。
株式会社 阿部紙業
http://www.abe-p.co.jp/