こんにちは、東都紙器です。
今回ご紹介するのは、美粧性のある段ボールです。
箱にセットする商品の重量がある場合、またはサイズが大きい場合に、パッケージに段ボールを採用することが多いです。
ただ段ボールの場合はフルカラー印刷が難しく、スタイリッシュな外観にしづらいというデメリットがあります。
商品パッケージやギフトボックスであれば、商品を保護するのはもちろん、美粧性、デザイン性にはこだわりたいもの。
そこで東都紙器が提案するのが、フルカラー印刷した紙を段ボールに合紙する「美粧段ボール」です。
美粧段ボールとは?
美粧段ボールは、片面段ボールにフルカラーで印刷した用紙(板紙)を貼り合わせて作ります。
段ボールというと「頑丈で中身の商品を保護するのに最適だけど、見栄えがしない…」というイメージがありませんか?
段ボールの特性については過去の記事をご覧ください。>>大切な商品を守る段ボール素材の紙箱
美粧段ボールなら、段ボールの優れた梱包性能を保ちつつ、見栄えを良くすることができます。
フルカラー印刷はもちろん、表面加工や箔押しで質感を出すこともできます。
美粧段ボールのメリット・デメリット
美粧段ボールには、メリットがたくさんあります。
- 段ボールならではの緩衝性
段ボールの緩衝機能が大切な商品を保護します。段ボールの種類の中でもEフルートは段目が目立たないため、化粧箱に採用されることが多いです。 - フルカラー印刷で鮮やかな発色
美粧段ボールは印刷紙を貼り合わせて作るため、印刷紙の紙質や色味は自由に選べます。遠くから見ても目立つようなカラフルなパッケージで注目を集めることもできます。 - フィルム加工や箔押しでオリジナリティのあるパッケージに
ラミネート加工やプレスコート加工などで質感を出したり、箔押しで立体感や高級感を演出したり、といったことも可能です。
ただ、自由に作りこめる分、価格に跳ね返ってしまうのがデメリットです。コストとのバランスを見きわめることもポイントになってきます。
パッケージ事例
東都紙器がこれまで手掛けた美粧段ボールのパッケージとして今回ご紹介するのは、オーディオプレイヤーを入れるパッケージです。
音響製品を入れるため箱の緩衝性は必須ですが、記念商品なので印象に残るパッケージにしたいということでご依頼いただきました。
そこで音響製品の本体と合わせて一面に鮮やかな赤色で印刷。色が映えてとても目立ちます。
段目もご覧の通り、目立ちません。
大きな商品のため、箱を2つのパーツに分けて、それぞれ抜加工を行い、貼り合わせています。
東都紙器には、様々な美粧段ボールの実績を持っています。頑丈な紙箱がほしい、でもデザインにもこだわりたい!という方は、ぜひご相談ください。